江戸時代の和本「厭蝕太平楽記」全30巻、版本、箱ありの出品です。

一巻の最後に天保の宣伝が書かれているので、そのころに発行したと考えられる。時代相応の傷みはあります。目立つ虫食いなどはないので程度は良い方かと思います。写真を参考ください。

成立は天明元(1781年)ごろに書かれたとされる真田幸村の軍記物。大坂の陣を題材にしている。2巻には、初めて猿飛佐助が登場する。
猿飛佐助が江戸時代に登場した文献は、まずないかと思います。
豊臣秀頼と真田幸村は薩摩に逃れており、史実とは一致していない。この本を底本に様々な真田幸村の和本が作られた様です。

全30巻そろっていて、箱がついていているものは、まずないかと思います。
クッションペーパーを聞かせて段ボール箱にしれて本州でしたら2000円でお送りしたいと思います。よろしくお願いいたします。